大豆作付け1.9%減少。米、小豆に転換進む。

農水省は、2019年産の国産大豆の作付面積が前年産比1.9%(2,298ha)減の11万8,846haとなり、2年連続で前年を下回るとの見通しを公表。日本の大豆作付面積の約3割を担っている北海道で減少幅が大きかった。1.6%減の3万4,366haとなる見込み。需要の多い小豆への転換が進んだ。新潟と富山では、大豆から米に切り替える動きが出た。
大豆の作付面積全国トップ5に入る佐賀と福岡も減少し、作付面積は佐賀7,477ha、福岡7,740ha。一方で作付面積全国2位の宮城は、東日本大震災から復旧した農地が使われはじめ、3%増の9,855haとなった。