2023-10-05 / 最終更新日時 : 2023-10-05 oota ●生産 調合油乳剤に苗を漬ける、新たなイチゴのハダニ対策。 多くの薬剤抵抗性を持つナミハダニ対策として、調合油乳剤に苗を浸す新たな防除法が福岡県農林業総合試験場によって開発された。 抵抗性の発達リスクがほとんどなく、成虫だけでなく殺卵効果も確認されている。 調合油乳剤は、ハダニ類 […]
2023-07-07 / 最終更新日時 : 2023-07-07 oota ●テクノロジー コウズケカブリダニ、複数の害虫を捕食。 コウズケカブリダニは、ミカンサビダニ、フシダニ類など複数の害虫を捕食する土着天敵。 花粉を代替餌として与えることで、防除効果が強化されることも確認された。 これまで果樹での生物的防除では、特定の害虫のみを対象にした狭食性 […]
2022-12-06 / 最終更新日時 : 2022-12-01 tsunekawa ●テクノロジー 捕食者のアリがいる自然の中でハダニの密度は低く抑えられる。アリの足跡物質を避ける習性。 大豆やナスなど1,000種以上の農作物を食害し化学農薬の耐性をつけるハダニが、アリの足跡に残る化学物質を避けることを京都大学などの研究チームが発見。 ハダニがアリを回避するメカニズムを応用することで、人体と環境に無害な天 […]
2021-01-13 / 最終更新日時 : 2020-12-30 tsunekawa ●生産 「ハダニトラップ」「人工培地用ゲル」「クラゲール」などの製品を発表。 化学メーカー大手のクラレが2020年10月〜11月に開催した「農業・畜産オンライン展示会」の中で、農業に関する困りごとの解決のため、化学を生かした製品を発表。 ・「ハダニトラップ」:薬剤耐性が増し防除しにくくなってきてい […]
2020-11-09 / 最終更新日時 : 2020-10-30 tsunekawa ●イノベーション 既存の化学農薬に比べ安全性が高いと期待されるRNA農薬。2030年頃までに実用化の可能性。 RNA干渉(RNAi)法を利用した防除法(RNA農薬)は、農作物を食害する農業害虫だけでなく、衛生害虫や外来種など多岐にわたる害虫防除への応用が可能。今後はリスク評価やガイダンスの策定と、それにともなう国際的な規制の成立 […]
2020-11-08 / 最終更新日時 : 2020-10-30 tsunekawa ●イノベーション RNA農薬で害虫の食害を即効で抑える研究に成果。 従来の農薬に比べて環境負荷が少なく、狙った害虫の食害を即効で抑えて薬物耐性も現れないと期待されるRNA干渉(RNAi)法を利用した防除法(RNA農薬)。実証実験ではジャガイモの害虫「ニジュウヤホシテントウ」を投与から1日 […]
2020-09-26 / 最終更新日時 : 2020-09-16 tsunekawa ●テクノロジー ハダニ類に向けた次世代農薬、液体を摂取させる新しい人工給餌システムの開発。 ハダニは世界的に深刻な農業被害をもたらし、化学合成農薬の殺虫成分に抵抗性を持つ数が最も多く、従来とは異なる作用を持つ次世代農薬の開発が進められている。 ハダニ防除の次世代農薬の開発では、遺伝子発現を抑制するRNA干渉(R […]
2020-04-01 / 最終更新日時 : 2020-03-11 tsunekawa ●生産 病害虫発生予報 イチゴ 灰色かび病が多い。 都道府県の協力の下、植物検疫法に基づき有害動植物の防除を目的にその発生予察情報及び防除対策に関する情報、病害虫発生予報第10号が農水省より発表。 イチゴは灰色かび病の発生は東海、四国、北九州の一部の地域で「多い」、中国、 […]