2023-08-12 / 最終更新日時 : 2023-08-12 oota ●経営 子実コーン、殺虫剤4種追加。土着天敵を使う方法も。 トウモロコシの害虫、アワノメイガ・ツマジロクサヨトウの登録農薬が5月に4種追加された。 化学農薬に頼らない防除法として、天敵を利用する方法があるが、アワノメイガ・ツマジロクサヨトウとも実用化はまだされていない。土着天敵を […]
2023-07-07 / 最終更新日時 : 2023-07-07 oota ●テクノロジー コウズケカブリダニ、複数の害虫を捕食。 コウズケカブリダニは、ミカンサビダニ、フシダニ類など複数の害虫を捕食する土着天敵。 花粉を代替餌として与えることで、防除効果が強化されることも確認された。 これまで果樹での生物的防除では、特定の害虫のみを対象にした狭食性 […]
2022-04-07 / 最終更新日時 : 2022-03-30 tsunekawa ●データ 欧州発の航空便が混乱。花苗や天敵の輸入に支障も。 ロシアのウクライナ侵攻の影響で、欧州方面から輸入する花苗や天敵生物など生産資材の供給に遅れや支障が出ている。 欧州各国は、ウクライナ侵攻を起こしたロシアに対し、各種の経済制裁を実施しているが、その中にロシア航空機の自国領 […]
2021-07-20 / 最終更新日時 : 2021-07-15 tsunekawa ●生産 天敵が害虫の繁殖力を増加させる。 小麦やトウモロコシなどの貯穀を食い荒らす害虫「オオツノコクヌストモドキ」のメスの繁殖力が、天敵「コメグラサシガメ」の捕食により増加することを、岡山大学、東京大学、東京都立大学による研究グループが発見。 一般的には、天敵に […]
2020-12-02 / 最終更新日時 : 2020-11-30 tsunekawa ●生産 天敵を呼ぶにおい成分を合成することで、新しい害虫防除法の実験が成功。 害虫によって食害を受けた植物が出すにおいの成分を使って天敵を呼び寄せる、 新たな害虫管理の可能性が見えてきた。 害虫の食害を受けた植物は、寄生蜂や捕食者など害虫の天敵を呼び寄せるにおいをブレンドし、放出する。呼び寄せられ […]
2020-05-14 / 最終更新日時 : 2020-04-19 tsunekawa ●テクノロジー 捕食者の音と振動を活用した害虫防除。 害虫防除において、環境や健康への配慮から殺虫剤を使用できないケースが近年出てきている。代替となる天敵生物やフェロモン剤などは対象害虫が限定されており、広範囲の害虫に適用できる新しい防除法の開発が望まれている。 多くの昆虫 […]
2020-05-08 / 最終更新日時 : 2020-04-19 tsunekawa ●データ 飛ばないテントウムシを開発。高い定着率の天敵製剤。 近年、薬剤抵抗性害虫の出現懸念や薬剤散布作業の負担などから、農薬ではなく天敵を利用した害虫防除法の研究開発が進行。なかでも難防除害虫であるアブラムシを大量に捕食するナミテントウは、他のテントウムシ類より大量増殖が容易なた […]
2020-04-08 / 最終更新日時 : 2020-03-11 tsunekawa ●生産 タバコカスミカメの害虫補足、ミントの香りが誘引・捕食を増進。 生産資材として便利な化学農薬の大量散布から、水質汚染やミツバチなど有益種にも影響をおよぼすといわれている。このため農薬を使わない有機農法の確立が世界規模で求められている。作物の近くに混栽することで病害虫による感染を抑制し […]
2019-10-14 / 最終更新日時 : 2019-09-25 uemura ●生産 徳島県、ナスやキュウリの生産現場で土着天敵タバコカスミカメ+ゴマの利用を推進。 徳島県は促成なす(ハウスなす)、夏秋なすの主産地だが、なす栽培の主要害虫であるミナミキイロアザミウマの被害が問題になっていた。害虫の薬剤抵抗性が増し、薬が効きにくくなったのだ。そこで、天敵、タバコカスミカメを活用したIP […]
2019-08-08 / 最終更新日時 : 2019-07-24 uemura ●生産 イチゴ虫害対策。春に天敵2種+防虫ネットでアザミウマの密度が約6割減る。 山口県農林水産技術センターはカブリダニなどの天敵と防虫ネットを併用し、イチゴ栽培での化学農薬の使用回数を減らす防除体系を開発。ハダニやアザミウマが増え始める春先に、2種類の天敵を組み合わせて放飼すると、農薬散布と同等の効 […]