2021-03-22 / 最終更新日時 : 2021-03-13 tsunekawa ●イノベーション ピーマンモザイク病を予防する植物ワクチン。 ピーマンモザイク病の防除で長年に渡り使用されてきた土壌くん蒸用臭化メチル剤がオゾン層を破壊する物質に指定され全廃となったため、新たな防除法として「植物ワクチン」が開発された。 ピーマンモザイク病は、トウガラシ微斑ウイルス […]
2020-06-20 / 最終更新日時 : 2020-06-16 tsunekawa ●テクノロジー ゲットウに高い抗ウイルス効果。幅広いウイルス対策への応用が期待。 世界の作物生産額の15%は病害で損なわれ、うち植物ウイルス病感染による世界の作物生産損失額は年間6兆円超、日本国内で年間1,000億円の損失。植物ウイルス病には特効薬となる化学農薬がなく、媒介する害虫の防除、環境制御、抵 […]
2020-05-07 / 最終更新日時 : 2020-04-19 tsunekawa ●生産 ミツバチのウイルス、人体への影響はなし。はちみつも害は確認できず。 2018年度に調査された「蜜蜂に対するウイルス感染等実態調査」に関して、調査を実施した日本養蜂協会はHPで、ウイルスは人間への影響がないとの見解を示した。 調査した7種類のミツバチのウイルス(サックブルードウイルス(SB […]
2020-04-29 / 最終更新日時 : 2020-03-18 tsunekawa ●データ ミツバチのウイルス感染率99%、全国調査で判明。 ミツバチの役割は、はちみつの供給だけでなく、様々な農作物が受粉するための花粉媒介サービスの提供がある。近年、全国各地でミツバチの減少が発生しているが、農薬やダニによるもののほか、ミツバチへのウイルス感染も大きな原因として […]
2020-03-17 / 最終更新日時 : 2020-03-05 tsunekawa ●テクノロジー 「不知火」のかいよう性虎斑症(かいようせいこはんしょう)を抑制する技術をマニュアル化。 かんきつ類の果皮の一部が陥没し、茶褐色に変化する虎斑症。樹上や貯蔵中に起こるこの生理障害は、特に中晩柑「不知火」での発生が見られ、産地の熊本県では2013年に生産量の30%に発生し、商品性の低下が課題。虎斑症は土壌の乾燥 […]
2020-03-12 / 最終更新日時 : 2020-02-27 tsunekawa ●テクノロジー 「ウメ輪紋ウイルス(PPV)」侵入・拡散する仕組みを解明。 梅や桃に被害を与える「梅輪紋ウイルス(プライムポックスウイルス=PPV)」。2009年に初めて侵入が確認された、この重要植物病原体が日本に侵入し拡散する仕組みを、東京大学大学院農学生命科学研究科の研究グループが明らかにし […]
2020-03-10 / 最終更新日時 : 2020-02-27 tsunekawa ●テクノロジー ウイルスを利用した果樹の開花技術を開発。 種子の発芽から初めて開花・結実するまで数年から十数年かかる果樹類。岩手大学では、りんごから分離された無害なウイルス(リンゴ小球型潜在ウイルス=ALSV)と、植物の開花を促進するフロリゲン(FT)遺伝子を組み合わせ、リンゴ […]
2019-11-27 / 最終更新日時 : 2019-11-27 uemura ●テクノロジー ダリアのウイルス検定法と優良株確保のための「ダリア先進技術マニュアル」。 ダリアは日持ちの悪さから永らく消費が低迷していたが、近年、日持ちの良い冬春切り作型が広まり始めたことから、注目を集めている。その一方で、ウイルス汚染による生産性の低下が問題になっていた。 農研機構は「マルチプレックスRT […]
2019-10-29 / 最終更新日時 : 2019-09-30 uemura ●生産 2種のウイルスに対応するマルチワクチンを使う、「ホオズキのウイルス病防除マニュアル」完成。 国内のホオズキ産地においてウイルスによると考えられるモザイク症やえそ症状が多発しているが、農研機構は「マルチワクチンを核としたホオズキのウィルス病防除マニュアル」を発表した。 これまでにホオズキに感染するウイルスは、トマ […]