2023-09-03 / 最終更新日時 : 2023-09-03 oota ●テクノロジー 「顔認証」で牛の個体を識別する技術、実用化へ。 AI(人工知能)で牛の顔で個体を識別する飼養衛生管理の実用化に向けた研究が始まった。 スマートフォンなどを牛にかざすことで、出生地、病歴、投薬履歴などが瞬時に把握できる仕組みを目指す。 宮崎大学、株式会社デンサン、JA宮 […]
2022-06-19 / 最終更新日時 : 2022-06-16 tsunekawa ●農業政策 国産粗飼料の広域流通を支援。 乾牧草や稲わらなどの国産粗飼料について、農地が少なく確保が難しい都市部周辺のJAや畜産の法人・事業組合などを対象に、生産者が他県から粗飼料を確保する際の費用を助成する。 助成は、輸入飼料などの物価高騰を受けた緊急対策の一 […]
2022-05-27 / 最終更新日時 : 2022-05-16 tsunekawa ●テクノロジー 子牛の血液1滴でAIが枝肉成績を予測。 肥育初期の子牛の血液1滴を調べるだけで、将来の枝肉重量や脂肪交雑基準(BMS)ナンバーなど7項目を予測できる技術を、世界で初めて近畿大学の研究グループが開発。 血液中には枝肉の形質に関わるタンパク質が含まれている。これま […]
2021-11-14 / 最終更新日時 : 2021-10-22 tsunekawa ●環境 牛にアミノ酸飼料を与えると、温室効果ガスが半減。 アミノ酸を添加した配合飼料「アミノ酸バランス飼料」を牛に与えると、フンから発生する温室効果ガスの一種である亜酸化窒素を半減できることが判明した。 亜酸化窒素の発生要因は、飼料に含まれるタンパク質。タンパク質含有量の多い大 […]
2021-08-04 / 最終更新日時 : 2021-08-03 tsunekawa ●生産 畜産農家の被災では雨害、風害が7割に及ぶ。 過去10年間に発生した自然災害で、75%の畜産経営体が「被災あり」と全日本畜産経営者協会の調査で回答。 所在地別では、関東が88%と最も多く、次いで東北82.7%、北海道76.2%、九州沖縄72.6%。東日本大震災、熊本 […]
2021-07-30 / 最終更新日時 : 2021-07-15 tsunekawa ●テクノロジー 乳牛の暑熱対策、牛のストレスを数値で「見える化」。 夏場の乳質や乳量を維持するため、鳥取県の全酪農家103戸が加入する大山乳業農業協同組合が、鳥取県とプロジェクトチームを組み牛舎の暑熱対策に取り組んだ。 2019年4月から独自の認証制度を導入し、生乳の生産管理・衛生管理の […]
2021-05-18 / 最終更新日時 : 2021-05-15 tsunekawa ●イノベーション 牛の耳標に貼り付けるセンサー開発。 バッテリーを交換することなく半永久的に牛の体温と位置情報を検出する耳標に貼り付けるセンサーを、九州大学の研究グループが開発。このセンサーを使うことで、牛の疾病や発情、分娩兆候をリアルタイムで監視することが可能に。 肉牛の […]
2021-05-15 / 最終更新日時 : 2021-04-30 tsunekawa ●生産 熊本県の子牛価格が前年より3割高に。 赤身牛肉人気の高まりにより、褐毛和種の子牛価格が高騰。3月の取引価格は前年より3割高く黒毛和種と同水準に。 国内の褐毛和種(2万3,300頭)の約7割を飼養する熊本県では、子牛の3月の取引頭数は雄114頭、雌115頭の計 […]
2021-03-12 / 最終更新日時 : 2021-03-07 tsunekawa ●テクノロジー アンモニアを分解する微生物の効率を向上させる水酸化ナトリウム。 家畜糞尿による悪臭・水質汚濁などの問題が深刻化。臭いの主成分であるアンモニア脱臭技術として活性炭吸着法や薬液洗浄法があるが、よりコストの低いものとして硝化細菌を利用した生物脱臭法がある。 硝化細菌はpH=6.5〜8.5の […]
2020-07-12 / 最終更新日時 : 2020-06-30 tsunekawa ●生産 2020年の生乳需要、業務用の回復や学校向けの増加で逼迫の懸念。 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、一時は処理不可能乳(処理しきれない生乳)の発生が懸念された生乳生産。7月以降は、学校の夏季休業短縮や業務用需要の回復がすすむと予想され、生乳需給が逼迫する懸念が出てきた。 小中学校 […]