2021-10-19 / 最終更新日時 : 2021-10-12 tsunekawa ●イノベーション フキのとうの苦味成分に、がんを抑制する効果。 フキのとうに多く含まれる苦味成分「ペタシン」に、がん細胞の増殖と転移を強く抑制する効果があることが発見された。 がん細胞は活発な増殖や転移をするため、正常な細胞より多くのエネルギー(ATP)や細胞の構成要素(核酸とタンパ […]
2021-09-06 / 最終更新日時 : 2021-09-01 tsunekawa ●イノベーション 芋虫に感染したウイルスが、寄生蜂幼虫を死なす。 同じ芋虫を宿主とし、競争関係にある寄生蜂と昆虫ポックスウイルス(EPV)を使い、EPVに感染した芋虫の体内で寄生蜂幼虫が死ぬ原因となるタンパク質とそれを生成する遺伝子、蜂が死ぬメカニズムが解明された。 EPVに感染した芋 […]
2021-08-08 / 最終更新日時 : 2021-08-02 tsunekawa ●イノベーション スマート養蜂で内検業務の効率化を。 センサーを設置した巣箱でミツバチの行動データを収集し、AIで解析することで分蜂や体調管理などの予測を行う「スマート養蜂」の実証実験が行われている。 養蜂では、飼育で問題になる疾病やダニなどに対応するため、巣箱の中を確認す […]
2021-06-09 / 最終更新日時 : 2021-06-01 tsunekawa ●イノベーション ゲノム編集技術で改変した「毒のないジャガイモ」、屋外栽培実験へ。 食中毒の原因となる天然毒素を、ゲノム編集で大幅に減らしたジャガイモの屋外での栽培実験が茨城県にある農研機構の実験圃場で行われる。 ジャガイモの緑色になった皮や芽に多く含まれるソラニン・チャコニンなどの天然毒素「ステロイド […]
2021-05-31 / 最終更新日時 : 2021-05-15 tsunekawa ●イノベーション 人工衛星のデータを稲作に活用。 地球観測衛星のデータを活用し、気候変動に対応したブランド米を作ることを目的に、JAXA認定の宇宙ベンチャーと米卸、農業ITベンチャーが協業。将来的な米の生産増につながる新たなプロジェクトを立ち上げた。 地球温暖化により近 […]
2021-05-24 / 最終更新日時 : 2021-05-23 tsunekawa ●イノベーション 緑豆すき込み法でダイズシストセンチュウ防除。 マメ科植物の根に寄生するダイズシストセンチュウには、燻蒸剤を用いた土壌消毒が有効だが、住宅地に近い都市近郊のエダマメ産地などでは利用しづらい。また、クロタラリアなどの緑肥栽培も効果が認められるが、経済価値のない緑肥を3ヵ […]
2021-05-18 / 最終更新日時 : 2021-05-15 tsunekawa ●イノベーション 牛の耳標に貼り付けるセンサー開発。 バッテリーを交換することなく半永久的に牛の体温と位置情報を検出する耳標に貼り付けるセンサーを、九州大学の研究グループが開発。このセンサーを使うことで、牛の疾病や発情、分娩兆候をリアルタイムで監視することが可能に。 肉牛の […]
2021-05-07 / 最終更新日時 : 2021-04-30 tsunekawa ●イノベーション スマホ対応の小麦・大麦栽培改善支援マニュアルに、簡易診断機能を追加。 小麦と大麦の栽培上のリスク診断と、そのリスクへの対応をまとめ、農研機構がWebで公開している「診断に基づく小麦・大麦の栽培改善技術導入支援マニュアル」が、簡易診断機能を追加してリニューアルされた。 マニュアルは、小麦・大 […]
2021-05-02 / 最終更新日時 : 2021-04-29 tsunekawa ●イノベーション カメムシは振動に反応する。薬剤使わぬ防除開発の第一歩に。 果樹害虫のチャバネアオカメムシが振動に反応し特定の行動をとることが農研機構の実験で判明。今後研究が進めば、人為的な振動でカメムシの行動を制御し追い払う物理的防除技術が開発されると期待される。 チャバネアオカメムシは柑橘類 […]
2021-04-25 / 最終更新日時 : 2021-04-16 tsunekawa ●イノベーション 不良土壌での農業を可能にする次世代肥料農業用鉄キレート剤「プロリンデオキシムギネ酸(PDMA)」。 世界の陸地の約3分の1を占める、農地に適さないアルカリ性不良土壌での農耕を可能にする農業用鉄キレート剤「プロリンデオキシムギネ酸(PDMA)」を、徳島大学、愛知製鋼を中心とした共同研究グループが開発。 アルカリ性土壌では […]