2019-09-30 / 最終更新日時 : 2019-09-04 冬樹真浦 ●生産 有機・減農薬で水田希少生物や害虫の天敵が増えることを立証。 農研機構をはじめとする研究グループは、有機栽培または農薬節減栽培を行う水田と、行わない水田(慣行栽培の水田)の両方で生き物の調査を全国規模で行い、種数と個体数を比較した。 その結果、有機栽培の水田は、慣行栽培の水田と比較 […]
2019-09-29 / 最終更新日時 : 2019-09-04 uemura ●生産 ツマジロクサヨトウ九州以外でも拡散中。11月まで厳重な警戒必要。 トウモロコシなどを食害する外来害虫「ツマジロクサヨトウ」が7月初旬に鹿児島県で初めて確認されて以来、そのまん延が危惧されていたが、九州以外でも沖縄、茨城、高知、岡山などで次々と発生が確認され、歯止めがかかっていない。台風 […]
2019-09-28 / 最終更新日時 : 2019-09-04 uemura ●データ 過去最低の食料自給率、小麦、大豆の不作が要因。 平成30年度のカロリーベースの食料自給率は37%、大冷害で過去最低となった平成5年と同水準。米の消費が減少する中、主食用米の国内生産量が前年並みとなったものの、天候不順で小麦、大豆の国内生産量が大きく減少したことによる。 […]
2019-09-27 / 最終更新日時 : 2019-09-03 uemura ●テクノロジー シャインマスカットの全ゲノム解読。 「シャインマスカット」は農研機構が開発した欧州ブドウと米国ブドウの長所を兼ね備えた欧米雑種ブドウで、黄緑色で、マスカット香を持つ美味しい生食用ブドウ。種なしで皮ごと食べられる点が消費者に人気で、栽培のしやすさと日持ち性に […]
2019-09-26 / 最終更新日時 : 2019-09-04 uemura ●テクノロジー 除草剤で枯れないイネの遺伝子を発見。 埼玉大学大学院理工学研究科の戸澤譲教授と農研機構の共同研究グループは、「コシヒカリ」などの日本型イネが有する除草剤抵抗性遺伝子を発見し、そこにコードされるタンパク質が複数の除草剤を不活性化する仕組みを分子レベルで解明した […]
2019-09-25 / 最終更新日時 : 2019-09-25 uemura ●生産 全国リンゴ大会が北海道七飯町で開催 全国果樹研究連合会は9月3~4日、北海道亀田郡七飯町にて、第61回全国リンゴ研究大会北海道大会を開催した。会場の「七飯町文化センター」には、全国のリンゴ生産者や指導機関の関係者約450名が集まり、記念講演・基調講演・事例 […]
2019-09-25 / 最終更新日時 : 2019-09-03 uemura ●データ 新規就農者は前年並みの5.5万人、49歳以下は7%減の1.9万人。 農林水産省は平成30年新規就農者調査の結果を公表。平成30年の新規就農者は5万5,810人で前年並みに推移。男女別では男性4万2,390人、女性1万3,420人。このうち49歳以下の新規就農者は1万9,290人で、7.1 […]
2019-09-24 / 最終更新日時 : 2019-09-03 uemura ●生産 夏場に、ニュージーランド産輸入リンゴ、攻勢。 2019年上半期(1~6月)の輸入量は過去5年で最多のペース。最近はリンゴ輸入量の9割をニュージーランド産が占めるが、環太平洋連携協定(TPP)で関税が17%から段階的に下がり、現状は11.4%になるなど、ニュージーラン […]
2019-09-23 / 最終更新日時 : 2019-09-04 uemura ●生産 農研機構と北海道のメーカーがV字溝を掘って土壌改善する「全層心土破砕機」を開発、農地の地耐力・保水力強化。 農研機構農村工学研究部門と北海道北見市の農機メーカー、北海コーキは、土壌の物理性改善を目的とし、土中にV字の溝を作る全層心土破砕機「カットブレーカー」を開発した。土をV字に切断して持ち上げながら破砕し、落下させて溝を作る […]
2019-09-22 / 最終更新日時 : 2019-09-03 uemura ●生産 「モモうどんこ病」を引き起こす病原菌は「リンゴうどんこ病」と同じであることを特定、効果的な防除体系を確立。 長野県果樹試験場は、モモの幼果期の果面に褐色斑点(毛じ障害)を生じ外観形質を損ねる重要防除病害「モモうどんこ病」を引き起こす病原菌が「リンゴうどんこ病」と同じであることを、国内で初めて明らかにした。これにより感染時期を特 […]