米は5割の人が「銘柄」を重視して選んでいる。
日本生活協同組合連合会(日本生協連)が「お米についてのアンケート」調査を実施。
回答者の約半数が、米を食べる頻度は「1日2回程度」、米を買うときに重視することは「銘柄」と回答。約3割が「ふるさと納税」の返礼品に米を選択していた。
調査は全国の組合員を対象にインターネットで実施。有効回答数は3,862件。
・米を食べる頻度は、「1日2回程度」が50.6%と最も多く、次いで「1日1回程度(26.5%)」、「1日3回以上(17.3%)」となり、94.4%の人が1日に最低1回は米食を選択。パンや麺ではなく米を選ぶ理由(複数回答)としては、「習慣になっている」が58.7%と最も多く、次いで「味が良い、好き(53.5%)」、「食べごたえがあり、腹持ちが良い(39.0%)」が続く。
・米を買う際に重視することは、「銘柄」が49.3%と最も多く、次いで「産地(都道府県)(43.4%)」、「味の好み(37.9%)」が続く。一方、「産地地域・JA等が特定できる(12.0%)」や「生産者が特定できる(10.2%)」はあまり重視されていない結果となった。
・ふるさと納税の返礼品で米を選択した人は33.2%。返礼品の販売数量は2020年度2万1,300t、2021年度2万5,200tと増加傾向にある。2022年は3年ぶりに新米が値上がりしており、今後返礼品として米を選択する割合が増加することが予想される。