2020-01-13 / 最終更新日時 : 2020-01-05 uemura ●テクノロジー 種子少なく良食味の中晩生柑橘。 広島県立総合技術研究所農業センターが育成した中晩生柑橘新品種「瑞季(みずき)」が品種登録された。柑橘が品薄となる4月中旬以降に成熟期を迎える「瑞季」は、ブンタンの風味があり、果肉が柔らかく多汁で、種が少なく食べやすく、カ […]
2019-12-31 / 最終更新日時 : 2019-12-04 uemura ●生産 いもち病や暑さに強く倒伏しにくい、東北での直播向き米の新品種「しふくのみのり」。 農研機構は、東北地域向けに、倒伏しにくく暑さにも強い直播栽培向きの多収良食味水稲品種「しふくのみのり」を育成した。近年、調理された米を購入し家庭で食べる中食や外食向けの米(業務用米)の消費量は増加傾向にあり、低コストで栽 […]
2019-12-16 / 最終更新日時 : 2019-12-03 uemura ●生産 「イチバンボシ」よりも1割以上多収で、”しわ粒”ではない「もち麦」を育成。 農研機構が、水溶性食物繊維のβ-グルカン含量を従来のモチ性大麦(もち麦)品種の2倍以上含み、炊飯後の変色が少ないモチ性の六条裸麦品種「フクミファイバー」を育成した。裸麦の基幹品種「イチバンボシ」よりも1割以上多収で、従来 […]
2019-11-19 / 最終更新日時 : 2019-10-25 uemura ●生産 海外への品種流出防止。知財保護支援のための民間新組織を公募。 農水省は、優良品種の流出が多発する昨今、品種開発者から権利を受託し、海外での育成者権の取得や保護、侵害対策を一元的に担う組織を設置する。無断栽培をなくすため、海外の生産者、特許事務所とも連携する。海外での農産物品種の知的 […]
2019-08-17 / 最終更新日時 : 2019-07-24 uemura ●テクノロジー 受粉時に異種を排除するメカニズムを解明。「種」の壁を自在に制御、品種開発の可能性を広げる。 東京大学大学院や奈良先端科学技術大学院大学などの研究グループは、植物が「同種の花粉と異種の花粉を識別し、めしべ上で異種のものを選択的に排除する」メカニズムを解明した。 今回の研究で同グループは異種の花粉の排除に必要な遺伝 […]
2019-08-10 / 最終更新日時 : 2019-07-24 uemura ●生産 メリットの大きい「春まきソバ」の栽培マニュアル公開。 ソバは適期に収穫できるよう播種期が決められている。北海道では5月下旬から播種が始まり 9 月下旬には収穫、関東(茨城県)では8月上旬から播種が始まり11月上旬には収穫される。産地が南になると播種時期は遅くなり、九州(鹿児 […]
2019-08-05 / 最終更新日時 : 2019-07-24 uemura ●生産 千葉県の水稲新品種の名は「粒(つぶ)すけ」。「コシヒカリ」より粒が大きく、ほどよい粘り。 千葉県は2020年秋から本格出荷が始まるコメの新品種を「粒すけ」とした。「コシヒカリ」に比べて粒が大きく、ほどよい粘りがあり、食味の良さも同等以上の品種で、今秋から消費者へのPR活動を始める予定。 同県が開発した主食用米 […]
2019-07-23 / 最終更新日時 : 2019-07-23 uemura ●生産 「早生」「短稈」「製パン性に優れる」と三拍子揃った西日本向け小麦品種「はるみずき」 農研機構は、西日本の主要なパン用小麦品種「せときらら」より子実のタンパク質含量が高く、小麦粉の生地の物性が強く、製パン性に優れる小麦品種「はるみずき」を育成した。 西日本地域では、多収で製パン性に優れる「せときらら」が、 […]
2019-07-21 / 最終更新日時 : 2019-07-05 uemura ●テクノロジー 高アミロース米2品種、「あきたぱらり」「あきたさらり」が品種登録。 秋田県立大学、秋田県農業試験場、国際農林水産業研究センターが共同で開発を進めてきた水稲2種が品種登録された。 「あきたぱらり」は、「あきたこまち」より6~12%程度アミロース含量が高いため、粘り気が少なくパラパラしている […]
2019-06-30 / 最終更新日時 : 2019-06-27 shin ●生産 遺伝子操作なしでも生育が早くなり、種子の量は2倍になる 交配などの従来の方法で生育を早め、種の収穫量を増やせることを九州大学農学研究院丸山明子准教授が発見した。自然界には遺伝子が1つ、2つ壊れている系統の植物が普通に存在し、この系統を使えば、生育速度が早くなり、種子量が2倍に […]