2020-03-31 / 最終更新日時 : 2020-03-05 tsunekawa ●生産 コメふるい目幅、都道府県別の設定に見直し。 水稲作況指数は取引や受給を見直す上での指標となり、算出に用いる「ふるい目幅」の設定が、2020年度産から見直される。全国を11の農業地域に分割、設定していたものを、都道府県別に細分化する。 農水省は、2015年産米までは […]
2020-03-30 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●テクノロジー 使用制限なしでコナジラミ類の行動を阻み感染半分に。トマト黄化葉巻ウィルス防除に成果。 トマト黄化葉巻ウィルス(TYLCV)を媒介するコナジラミ類。この成虫の飛来や吸汁、交尾を阻害する薬剤による実証実験の成果が報告された。 アセチル化グリセドは、従来の殺虫剤と異なり、コナジラミの行動を阻害する。成分のグリセ […]
2020-03-29 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●テクノロジー 施設園芸のICT化、地域単位で支援事業始まる。 施設園芸でのICT(情報通信技術)化の普及に向け、農水省が新たな支援事業を始める。ICT化を推進すると、温度や湿度、二酸化炭素濃度などのデータを把握でき、これらのデータを栽培技術に応用し、栽培の効率化や収量の安定、計画的 […]
2020-03-28 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●生産 米フロリダのグレープフルーツ生産量回復へ。前年比3割増。 1990年代から減産が続いていたアメリカ・フロリダ州産のグレープフルーツの生産量が上向いた。米農務省によるフロリダ州のかんきつ類生産予測によると、2019-20年産の生産量は22万4,000tとなり、前年度より3割上回る […]
2020-03-27 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●テクノロジー 貯蔵中のリンゴ「ふじ」の内部褐変を80.2%の高確率で、1か月前に発生予測。 長期保存する「ふじ」は、選果場で近赤外糖度センサーを用いて内部褐変(果肉が茶色く変色すること)がないかを確認し、貯蔵する。ところが、貯蔵中にも内部褐変が発生し、これが販売後クレームの原因となる。これまでは、発生の要因は解 […]
2020-03-26 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●データ 農業気象災害の中で、世界に与える影響が最も大きいのは、「干ばつ」。 農研機構は、世界の穀物収量と土壌データを解析することで、農地の土壌に含まれる炭素量と干ばつ被害の相関関係を明らかにした。 農地管理の中で、土壌炭素など土壌中の有機物を増やすことは、土壌の肥沃化や保水力の改善に寄与し、干ば […]
2020-03-25 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●農業政策 畜産クラスター、中心的経営体は初の減少。 畜産農家と地域の関係者が連携し、新たな生産拠点を形成する畜産クラスター。2015年3月に策定された「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」で示された施策の中でも重要度が高い。これを受け全国で畜産クラスター協議会 […]
2020-03-24 / 最終更新日時 : 2020-03-05 tsunekawa ●農業政策 農機作業による死亡事故を3年後に半減へ、と農水省が目標を掲げる。 農作業事故による死亡は年間300人を超える。事故による死亡数は2009年以降減少傾向ではあるが、それでも2017年の統計をみると死亡者は304人。そのうち農機作業による死亡は211人と3分の2を占める。これは、2019年 […]
2020-03-23 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●生産 19年産12月の民間在庫、生産減少するも過去5年で最多に。 2019年産米の民間在庫量が、過去5年の中で最も多い水準に積み上がっている。主食用米の作付面積はほぼ横ばいの138万ha、収穫量は726万tとこの5年で最低水準となったが、卸の民間在庫量は57万tと前年同時期比8%増。 […]
2020-03-22 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●生産 法面の草刈りが年1回以下に。冬芝(ハードフェスク)で法面管理を省力化。 冬芝の中でも比較的耐暑性、耐旱性、耐陰性が高く、根張りが良く、道路法面などで広く利用されているハードフェスク。水田の法面にこのハードフェスクを繁茂させ、雑草を抑える技術を、鳥取県農業試験場が開発し、主に中山間地域での普及 […]