2023-06-06 / 最終更新日時 : 2023-06-06 oota ●環境 ハウスの防除は、寝ている間に。 高濃度の農薬を霧状にして自動散布する「常温煙霧」は、散布の労力や時間を大幅に削減することが可能。 散布の時間を夕方から夜間にすることで、翌朝すぐにハウスでの作業ができるという利点もあるが、まだ使用できる農薬の種類が少ない […]
2022-12-01 / 最終更新日時 : 2022-12-14 tsunekawa ●生産 天敵のコウモリが発する超音波で、ヤガ類を追い払う。 天敵のコウモリが発する超音波から逃げ出す習性を利用し、超音波発信装置を圃場に設置することでヤガ(夜蛾)類から農作物を守る技術を、農研機構と京都府農林水産技術センター他が開発。殺虫剤の散布回数の大幅な削減が可能に。 ハスモ […]
2021-07-03 / 最終更新日時 : 2021-07-01 tsunekawa ●生産 ウンカ防除に早めの対策。箱施用剤にJAが助成。 2020年産米に甚大な被害をもたらした稲の害虫「トビイロウンカ」。今年も飛来が確認されており、各地で早めの対策が打たれている。 2020年産では11府県で予察警報が出され、西日本を中心に12万8,400haと広範囲で被害 […]
2021-06-23 / 最終更新日時 : 2021-06-16 tsunekawa ●生産 病害虫防除の環境負荷低減に向けIPMの普及を強化。 地球温暖化など気候変動により、病害虫の国内侵入リスクや分布域・発生域の拡大などを受け、病害虫が発生しづらい生産条件の整備など、予防的な取り組み。 病害虫が発生しづらい生産条件整備の具体策としては、作物残渣の除去、適切な栽 […]
2021-05-24 / 最終更新日時 : 2021-05-23 tsunekawa ●イノベーション 緑豆すき込み法でダイズシストセンチュウ防除。 マメ科植物の根に寄生するダイズシストセンチュウには、燻蒸剤を用いた土壌消毒が有効だが、住宅地に近い都市近郊のエダマメ産地などでは利用しづらい。また、クロタラリアなどの緑肥栽培も効果が認められるが、経済価値のない緑肥を3ヵ […]
2020-09-26 / 最終更新日時 : 2020-09-16 tsunekawa ●テクノロジー ハダニ類に向けた次世代農薬、液体を摂取させる新しい人工給餌システムの開発。 ハダニは世界的に深刻な農業被害をもたらし、化学合成農薬の殺虫成分に抵抗性を持つ数が最も多く、従来とは異なる作用を持つ次世代農薬の開発が進められている。 ハダニ防除の次世代農薬の開発では、遺伝子発現を抑制するRNA干渉(R […]
2019-12-26 / 最終更新日時 : 2019-11-29 uemura ●生産 シイタケを害虫から守る青い光の有効波長確認。岐阜県のキノコバエ対策。 岐阜県森林研究所では、青色光を照射するとキノコバエ類を殺虫できることを発見、青色光で昆虫を防除する本格的な研究を開始した。 シイタケの菌床栽培では近年、栽培施設内でキノコバエ類が多数発生する事例が増加している。これは、作 […]
2019-12-07 / 最終更新日時 : 2019-11-25 uemura ●テクノロジー 高知大学発のベンチャーがスズメバチの活動を抑えるスプレーを製品化。 スズメバチは、養蜂農家にとってはとくに迷惑な存在だ。獲物となる昆虫が減ってくる夏の終わり頃から、ミツバチのコロニーを襲い、餌にするからである。非常に好戦的かつ攻撃的な性格で、巣の防御や樹液を分泌するクヌギなどの餌場付近で […]
2019-11-27 / 最終更新日時 : 2019-11-27 uemura ●テクノロジー ジャガイモ線虫を通せんぼ。北海道でタイヤへの高圧噴射を確実にした車両洗浄装置開発。 十勝産業振興センターは、少子高齢化に伴う人材不足の解消を図るため、電子制御・画像処理技術を応用、地域が抱えるさまざまな課題を解決するため、農業機械や食品加工機械、産業用機器など多岐にわたる分野で技術支援に取り組んでいる。 […]
2019-11-18 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●テクノロジー モザイクウイルスを遺伝子レベルで分解。大豆の抵抗性仕組みを解明。 農研機構と佐賀大学は、植物がもつ新たなウイルス防御機構を大豆から発見。ある種のウイルスは、生物の免疫機構から逃れるため、感染した細胞内に「隠れ家」を作り、そこでゲノムを増幅する。今回の研究では、ダイズモザイクウイルス抵抗 […]