約7割以上が、肥料の購入先・情報の入手先とも「農協」。

農業者を対象にした「肥料の購入・利用実態に関するアンケート調査」から、肥料の購入先・情報の入手先とも「農協」と回答した農業者が約7割に上った。

調査の回答数は、各県平均約50戸で合計2,170件。平均経営面積は約13haで、法人経営の割合は約2割。
(1)肥料の主な購入先は、「農協」が7割、「肥料商・資材店」が3割弱、「ホームセンター」が3%。
(2)肥料購入先を選ぶ際に最も重視している事は、「品質が安定している(29%)」が多く、次いで「価格が安い(23%)」、「自分のこだわりに合った銘柄を扱っている(16%)」、「栽培歴を基にした肥料提案や技術指導等が受けられる(9%)」「多数の肥料銘柄が揃っている(5%)」「自宅や田畑まで配送してくれる(5%)」が上位に。
(3)肥料販売店に対する満足度評価では、
「農協」に対しては「品質の安定」「銘柄の充実」「配送」「経営支援」への満足度が高く、「価格」への満足度が低い。
「肥料商・資材店」に対しては「品質の安定」「配送」「こだわりの銘柄の取り扱い」「肥料提案」への満足度が高く、「経営支援」への満足度が低い。
「ホームセンター」に対しては、「価格」の満足度が高いが、その他への満足度が低い。
という結果になった。

参考リンク:農林水産省