新型コロナウイルス感染症がメンタルヘルスに影響か。8割がストレスを感じると回答。
新型コロナウイルス感染症の拡大と、これに伴う外出自粛などの行動制限がメンタルヘルスの不調に繋がると海外の研究で報告。筑波大学研究チームは、インターネットを通じてメンタルヘルス調査を実施し中間結果を報告。
調査で集まった約7,000人の有効回答を分析、中間結果を公表。回答者は男性35.4%、女性62.8%、その他1.8%で、年代では30代、40代が多く、次いで20代、50代という構成。居住地では東京、神奈川など関東在住の回答者が多い。
直近1カ月の間に新型コロナウイルスに関連してどの程度ストレスを感じたかの質問に、「とても感じた(38.3%)」「少し感じた(41.8%)」を合わせて80.2%がストレスを感じていると回答。ウイルスに対しては「とても怖い」「考えると不快になる」に当てはまると回答した人が半数を超えた。
自粛期間中に有効だった生活上の対処法としては、「自宅でできる活動を楽しむ」「十分な睡眠をとる」「正しい情報をとりいれる」が多く票を集めた。