2020-04-02 / 最終更新日時 : 2020-03-11 tsunekawa ●テクノロジー 土着天敵を活用した、施設キュウリ栽培のIPM技術を確立。 薬剤抵抗性が問題になっている害虫、ミナミキイロアザミウマとタバココナジラミ。これら害虫の発生抑制と、それらが媒介する黄化えそ病などのウイルス病発症の軽減を目指す中、施設キュウリ栽培におけるIPM(総合的病害虫・雑草管理) […]
2020-04-01 / 最終更新日時 : 2020-03-11 tsunekawa ●生産 病害虫発生予報 イチゴ 灰色かび病が多い。 都道府県の協力の下、植物検疫法に基づき有害動植物の防除を目的にその発生予察情報及び防除対策に関する情報、病害虫発生予報第10号が農水省より発表。 イチゴは灰色かび病の発生は東海、四国、北九州の一部の地域で「多い」、中国、 […]
2020-03-31 / 最終更新日時 : 2020-03-05 tsunekawa ●生産 コメふるい目幅、都道府県別の設定に見直し。 水稲作況指数は取引や受給を見直す上での指標となり、算出に用いる「ふるい目幅」の設定が、2020年度産から見直される。全国を11の農業地域に分割、設定していたものを、都道府県別に細分化する。 農水省は、2015年産米までは […]
2020-03-30 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●テクノロジー 使用制限なしでコナジラミ類の行動を阻み感染半分に。トマト黄化葉巻ウィルス防除に成果。 トマト黄化葉巻ウィルス(TYLCV)を媒介するコナジラミ類。この成虫の飛来や吸汁、交尾を阻害する薬剤による実証実験の成果が報告された。 アセチル化グリセドは、従来の殺虫剤と異なり、コナジラミの行動を阻害する。成分のグリセ […]
2020-03-29 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●テクノロジー 施設園芸のICT化、地域単位で支援事業始まる。 施設園芸でのICT(情報通信技術)化の普及に向け、農水省が新たな支援事業を始める。ICT化を推進すると、温度や湿度、二酸化炭素濃度などのデータを把握でき、これらのデータを栽培技術に応用し、栽培の効率化や収量の安定、計画的 […]
2020-03-28 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●生産 米フロリダのグレープフルーツ生産量回復へ。前年比3割増。 1990年代から減産が続いていたアメリカ・フロリダ州産のグレープフルーツの生産量が上向いた。米農務省によるフロリダ州のかんきつ類生産予測によると、2019-20年産の生産量は22万4,000tとなり、前年度より3割上回る […]
2020-03-27 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●テクノロジー 貯蔵中のリンゴ「ふじ」の内部褐変を80.2%の高確率で、1か月前に発生予測。 長期保存する「ふじ」は、選果場で近赤外糖度センサーを用いて内部褐変(果肉が茶色く変色すること)がないかを確認し、貯蔵する。ところが、貯蔵中にも内部褐変が発生し、これが販売後クレームの原因となる。これまでは、発生の要因は解 […]
2020-03-26 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●データ 農業気象災害の中で、世界に与える影響が最も大きいのは、「干ばつ」。 農研機構は、世界の穀物収量と土壌データを解析することで、農地の土壌に含まれる炭素量と干ばつ被害の相関関係を明らかにした。 農地管理の中で、土壌炭素など土壌中の有機物を増やすことは、土壌の肥沃化や保水力の改善に寄与し、干ば […]
2020-03-25 / 最終更新日時 : 2020-03-04 tsunekawa ●農業政策 畜産クラスター、中心的経営体は初の減少。 畜産農家と地域の関係者が連携し、新たな生産拠点を形成する畜産クラスター。2015年3月に策定された「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」で示された施策の中でも重要度が高い。これを受け全国で畜産クラスター協議会 […]
2020-03-24 / 最終更新日時 : 2020-03-05 tsunekawa ●農業政策 農機作業による死亡事故を3年後に半減へ、と農水省が目標を掲げる。 農作業事故による死亡は年間300人を超える。事故による死亡数は2009年以降減少傾向ではあるが、それでも2017年の統計をみると死亡者は304人。そのうち農機作業による死亡は211人と3分の2を占める。これは、2019年 […]