2019-11-12 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●生産 2050年の食料需要、1.7倍と予測。 農水省は、2010年から2050年にかけて世界の平均気温が2℃程度上昇するという気候変動を前提にした「2050年における世界の食料需給見通し」を公表。 その予測によると、オセアニア、中南米、アジアでは農地面積が増加するが […]
2019-11-11 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●テクノロジー 微生物を電源にしてセンサーが動く。スマート農業向け燃料電池システム。 農研機構は旭化成エレクトロニクスと共同で、微生物燃料電池(Microbial fuel cell; MFC)を電源としてセンサーを駆動できるMFCシステムを開発した。 MFCは、発電細菌が、環境中に存在する有機物を分解し […]
2019-11-10 / 最終更新日時 : 2019-10-25 uemura ●データ 2045年の農村地域人口と農業集落の予測、山間農業地域は今後30年で人口半減。 農林水産政策研究所は、「農村地域人口と農業集落の将来予測」を公表。西暦2045年の農村構造を予測した。 人口減少の進行は、農業地域間で大きな差が出る。人口減少に転じた時期が早い山間農業地域では1970年以降一貫した減少が […]
2019-11-09 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●農業政策 ゲノム編集食品、表示義務化せず。消費者庁「判別は不可能」。 消費者庁は、狙った遺伝子を切断する「ゲノム編集」技術で開発した食品について、食品表示を義務化せず、ホームページなどでの任意の情報提供を求める方針を示した。消費者団体などから食品表示を求める声があるが、安全面では従来の品種 […]
2019-11-08 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●データ 高齢農家の農機安全意識は低い。トラクタの反射板は未装着、防護カバーなし。 2018年に実施された農業機械の事故に関する調査結果によると、高齢者の事故が非常に多いことが判明。農業者の高齢化による身体能力の低下が事故原因、さらに農機の古さや不十分な整備も事故原因の一つとされた。 トラクタの低速車マ […]
2019-11-07 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●テクノロジー ナメクジに寄生するセンチュウ、生物農薬へ応用期待。 東邦大学と近畿大学の研究グループは、国内の広範な地域で、ナメクジカンセンチュウ属の線虫がナメクジに寄生していることを確認。さらに、本属線虫感染地でナメクジを採集して室内で飼育すると、やがてナメクジが突然死亡しその死体の中 […]
2019-11-06 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●生産 シマウマ柄でアブ退散。薬剤要らずで、家畜のストレスを減らす。 アブやサシバエなどの吸血昆虫は、ウシにストレスを与えるとともに、牛白血病などの病気を媒介する。通常、薬剤で吸血昆虫を殺虫するが、愛知県農業総合試験場では、ウシにシマウマ様の縞模様を塗るという、薬剤に代わる新たな吸血昆虫対 […]
2019-11-05 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●生産 ドローン事故増加中、航空法改正。ドローンの飲酒操縦は「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」。 「航空法及び運輸安全委員会設置法の一部を改正する法律案」が閣議決定した。再度の航空法改正で、2019年9月18日より施行された。この改正は、主に航空機に関係するものだが、ドローンの普及に伴い、トラブルや事故が増加している […]
2019-11-04 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●生産 世界の遺伝子組換え作物の作付け合計1億9,170万ha。世界70カ国が飢餓、栄養不良、気候変動の対応策として遺伝子組換え作物を導入。 国際アグリバイオ事業団(ISAAA)は、遺伝子組み換え(GM)作物の商業栽培に関する年次報告書「遺伝子組換え作物商業化の世界動向:2018年」を発表した。これによると、2018年のGM作物の栽培面積は、世界で1億9,17 […]
2019-11-03 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●テクノロジー 世界の農業先進国の歴史と現在 スイス(3)ベンチャー企業が収穫物ロス削減へ有機防カビ剤を開発。 スイスの「アグロサステイン」は、化学農薬を使わない、国際特許を取得した有機物による防除法で、病原性カビへの対策を図っている。 植物病の主な原因であるカビは毎年、世界中で推定約23兆円の農産物の損害を引き起こしており、中で […]