チーズは「国産が好き」8割、人気はプロセスチーズ。

全国47都道府県10代~80代の男女4,700名を対象に「チーズに関する調査」を楽天が行った。8割以上の消費者が、チーズは外国産よりも国産が好きなことが明らかに。産地が身近、親しみやすい、食べやすい味などが支持された。チーズの消費は、健康志向とおしゃれなイメージによる女性人気とワインのおつまみ人気もあり好調を続けている。現状、国内市場は輸入物が多くを占めているが、国産チーズが巻き返す余地は十分あるようだ。
調査は7月にインターネットで行われたが、「国産」と「外国産」のどちらが好きかとの問いでは85.9%が「国産」。また、チーズが好きかとの問いに「好き」と回答した人は54.1%。県別では新潟県(68.0%)、秋田県(64.0%)、山口県(62.0%)と続いた。チーズと同じ発酵食品である日本酒の産地が上位を占めた。
好きなチーズの種類では、1位プロセスチーズ(25.7%)、2位カマンベールチーズ(21.0%)、3位モッツァレラチーズ(17.5%)。
2018年度の国内チーズ消費量は35万2,930トンで、4年連続で過去最高を更新。一方でチーズ消費量に占めるナチュラルチーズ換算の国産割合は、前年度比0.6%減の13.6%と低下傾向。