12月の農作業事故。動力刈払機の事故に注意。

2020年12月に発生した農作業死傷事故は8件。

死傷事故のうち、農業機械作業に係る事故は6件あり、そのうち2件が動力刈払機による負傷だった。動力刈払機による2件の事故のうち、1件は除草作業中に刈払機のエンジンを止めずに点検を行ったところ、急に刃が動き出したことによるもの。
これまでにも同様の事故が多く報告されており、「点検の際はエンジンを止めて作業をすることが基本」と正しい使い方を遵守するよう農水省は呼びかけを行っている。
最近ではハンドルから手を離すと刈刃が止まる機構がついた刈払機が多く販売されている。こうした安全装置がついていない古い刈払機を使用している場合には、できるだけ早く買い換えることも推奨している。

参考リンク:農林水産省