農作業事故、5月は47件発生。
2021年5月に発生した農作業中の死傷事故は、農業機械作業に係るものが38件、その他が9件の計47件。
農業機械作業中の事故のうち、乗用型トラクターによるものが16件、スピードスプレーヤーによるものが4件、動力刈払機によるものが4件あった。
スピードスプレーヤーの4件は死亡事故。転倒・転落による事故のほか、果樹の枝と機械の間に体が挟まれる事故も多発しており、張り出した枝の除去や、幹・支柱などの障害物に目印をつけるといった事故防止対策が重要。
また、例年に比べマダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)感染症が多く発生しており、マダニの活動が活発になるこれからの季節、草むらなどでの作業では、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴の着用で肌の露出を抑え、注意するよう呼びかけている。
参考リンク:農林水産省