2019-11-06 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●生産 シマウマ柄でアブ退散。薬剤要らずで、家畜のストレスを減らす。 アブやサシバエなどの吸血昆虫は、ウシにストレスを与えるとともに、牛白血病などの病気を媒介する。通常、薬剤で吸血昆虫を殺虫するが、愛知県農業総合試験場では、ウシにシマウマ様の縞模様を塗るという、薬剤に代わる新たな吸血昆虫対 […]
2019-11-05 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●生産 ドローン事故増加中、航空法改正。ドローンの飲酒操縦は「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」。 「航空法及び運輸安全委員会設置法の一部を改正する法律案」が閣議決定した。再度の航空法改正で、2019年9月18日より施行された。この改正は、主に航空機に関係するものだが、ドローンの普及に伴い、トラブルや事故が増加している […]
2019-11-04 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●生産 世界の遺伝子組換え作物の作付け合計1億9,170万ha。世界70カ国が飢餓、栄養不良、気候変動の対応策として遺伝子組換え作物を導入。 国際アグリバイオ事業団(ISAAA)は、遺伝子組み換え(GM)作物の商業栽培に関する年次報告書「遺伝子組換え作物商業化の世界動向:2018年」を発表した。これによると、2018年のGM作物の栽培面積は、世界で1億9,17 […]
2019-11-03 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●テクノロジー 世界の農業先進国の歴史と現在 スイス(3)ベンチャー企業が収穫物ロス削減へ有機防カビ剤を開発。 スイスの「アグロサステイン」は、化学農薬を使わない、国際特許を取得した有機物による防除法で、病原性カビへの対策を図っている。 植物病の主な原因であるカビは毎年、世界中で推定約23兆円の農産物の損害を引き起こしており、中で […]
2019-11-02 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●農業政策 世界の農業先進国の歴史と現在 スイス(2)中途半端な有機農業は許さない。 有機農業の実現には手間とコストがかかるため、農場としての生産性は下がる。しかし、スイスでは、この有機農業を実践する農場が増加している。2011年の調査では、世界の農地面積のうち有機農業がおこなわれているのはわずか0.86 […]
2019-11-01 / 最終更新日時 : 2019-10-23 uemura ●農業政策 世界の農業先進国の歴史と現在 スイス(1)手厚い国の保護と国民の理解。 伝統的にスイスは農業国。第2次世界大戦中に中立を守ったスイスは孤立し、国内の農家が国民に食糧を供給したことから、農業は現在も非常に大切にされている。スイスの農地の4分の3は草地と牧場。作物の生産に携わっている農家は農家全 […]
2019-10-31 / 最終更新日時 : 2019-09-25 uemura ●テクノロジー 世界初のAM菌根菌の人工培養に成功、微生物肥料大量生産へ期待。 大阪府立大学と自然科学研究機構、信州大学、北海道大学などの共同研究グループは、JST戦略的創造研究推進事業ACCELにおいて、微生物肥料として農業への利用が期待されているアーバスキュラー菌根菌(AM菌またはVA菌根菌と呼 […]
2019-10-30 / 最終更新日時 : 2019-09-30 uemura ●環境 気温上昇、乾燥などの気候変動、農業への打撃深刻。 地球温暖化による干ばつなどの激しい気候変動が、世界各地で農業を直撃している。オーストラリアでは果樹栽培農家や酪農家が記録的な少雨と高温に悩まされ、南ヨーロッパのスペインでは農作物が育たない乾燥地域が拡大している。 オース […]
2019-10-29 / 最終更新日時 : 2019-09-30 uemura ●生産 2種のウイルスに対応するマルチワクチンを使う、「ホオズキのウイルス病防除マニュアル」完成。 国内のホオズキ産地においてウイルスによると考えられるモザイク症やえそ症状が多発しているが、農研機構は「マルチワクチンを核としたホオズキのウィルス病防除マニュアル」を発表した。 これまでにホオズキに感染するウイルスは、トマ […]
2019-10-28 / 最終更新日時 : 2019-09-30 uemura ●テクノロジー 病虫害症状をスマホ診断。撮影、即座に判明。まずはキュウリから。 農研機構など30機関が参画する「病害虫AI診断コンソーシアム」は、農林水産省の戦略的プロジェクト研究推進事業「人工知能未来農業創造プロジェクト」において、AIを活用した病害虫診断技術の開発に取り組んでいる。東京ビッグサイ […]