2019-08-13 / 最終更新日時 : 2019-07-24 uemura ●生産 尿素を使うネギの黒腐菌核病対策。 白ネギの病気「黒腐菌核病」(くろぐされきんかくびょう)にかかったネギの残存部を農場で無害化する技術を、静岡県農林技術研究所が開発。黒腐菌核病にかかったネギの残存部は土壌に同じ病気を残すので問題だった。 この方法は、抜き取 […]
2019-08-11 / 最終更新日時 : 2019-07-29 uemura ●生産 自分の命と引き換えに巣守るアブラムシ幼虫の「白い体液」。 産業技術総合研究所は、アブラムシが植物組織に作る虫こぶ(巣)が敵に壊されたときに、兵隊幼虫が自ら大量の凝固体液を放出して穴をふさぐ「自己犠牲的な虫こぶ修復」の分子機構を解明した。 植物の害虫であるアブラムシは全世界で5, […]
2019-08-09 / 最終更新日時 : 2019-07-24 uemura ●生産 薬剤費支援を含むツマジロクサヨトウまん延防止緊急対策、発動。 7月3日に鹿児島県南九州市で確認されたツマジロクサヨトウは、7月8日時点では鹿児島県北部から徳之島にかけての広い地域の飼料用トウモロコシ畑の50カ所以上で確認された。この状況を受け、農林水産省は以下のようなツマジロクサヨ […]
2019-08-08 / 最終更新日時 : 2019-08-08 uemura ●テクノロジー ユスリカの細胞から細胞内でのタンパク質生成に強力に働く遺伝子スイッチを発見。 干からびても死なない昆虫として有名なネムリユスリカから取り出した培養細胞「 Pv11」は、1年もの長期間の常温乾燥保存が可能な細胞で、Pv11細胞で人為的に合成させたタンパク質は、細胞をまるごと乾燥させることにより、その […]
2019-08-08 / 最終更新日時 : 2019-08-08 uemura ●テクノロジー 日本型イネから除草剤抵抗遺伝子。 「コシヒカリ」などの日本型イネが有する除草剤抵抗性遺伝子を、埼玉大学大学院理工学研究科の戸澤譲教授と農研機構らの共同研究グループが発見し、そこにコードされるタンパク質が複数の除草剤を不活性化する仕組みを分子レベルで解明し […]
2019-08-08 / 最終更新日時 : 2019-07-24 uemura ●生産 イチゴ虫害対策。春に天敵2種+防虫ネットでアザミウマの密度が約6割減る。 山口県農林水産技術センターはカブリダニなどの天敵と防虫ネットを併用し、イチゴ栽培での化学農薬の使用回数を減らす防除体系を開発。ハダニやアザミウマが増え始める春先に、2種類の天敵を組み合わせて放飼すると、農薬散布と同等の効 […]
2019-08-05 / 最終更新日時 : 2019-08-05 uemura ●生産 世界で農業被害を与え続ける「ツマジロクサヨトウ」が鹿児島で発見、県と国が初動防除。 国内で初めて鹿児島県南九州市で確認されたトウモロコシなどの害虫「ツマジロクサヨトウ」について、農水省は鹿児島県内では北部から大隅半島、徳之島までの地域、16市町の計53カ所で幼虫が見つかったと発表。現在、全国的な調査を行 […]
2019-08-03 / 最終更新日時 : 2019-07-29 uemura ●生産 チャハマキ、埼玉で注意報。 埼玉県内全地域でチャハマキ第1世代成虫の発生が平年より非常に多く、第2世代幼虫の多発が予想され、翌年の新芽に影響を及ぼすことが懸念される中、埼玉県は病害虫発生予察注意報を発令。 茶業研究所(入間市)の予察灯調査によると、 […]
2019-08-02 / 最終更新日時 : 2019-07-24 uemura ●テクノロジー いもち病菌の感染を阻害する抗生物質が見つかった。 人や動物に広く使用される一方で副作用のある「クロラムフェニコール」という抗生物質が、イネに被害を引き起こす病原菌「イネいもち病菌」の感染を阻害することを、東京理科大学の研究グループが発見した。これまで機能が未知であった「 […]
2019-07-25 / 最終更新日時 : 2019-07-05 uemura ●生産 気象観測で黒星病の感染時期を予察し、スマホに警報発信。 りんごの産地である青森県、山形県で情報通信技術(ICT)を使った「りんご黒星病」の防除対策の研究・実証が新しく始まった。りんご園などに気象観測装置を設置し、りんご黒星病に感染しやすい条件が揃ってくる時季になると、農家にそ […]