「ドローン」の飛行前点検を義務付け、飲酒操縦は禁止。
農薬散布や農地の状況監視などで活用の機会が広がっている小型無人機「ドローン」について、飛行前の点検を義務付け、飲酒後の操縦を禁じる改正航空法が衆院本会議で可決、成立した。
もし事故が起きた場合、事故を起こした操縦者の自宅や、ドローンメーカーの事業所などを国が立ち入り検査できる規定も新設。また、必要以上の騒音を発したり、急降下したりする迷惑行為も禁止された。なお、この法律は一年以内に順次施行される。
ドローンについては、自衛隊施設や在日米軍基地上空の飛行禁止を盛り込んだ改正ドローン規制法も成立しており施行されている。