ドローンを活用し野菜を集荷し、道の駅で販売する実証実験。
道の駅で品切れになった野菜を、生産者の元にドローンを飛ばして自動集荷し、即売するサービス実証が、大分県佐伯市の「道の駅やよい」で実施された。今後は実証結果の検証・分析を通じてドローンによる物流の社会実装推進を目指す。
道の駅に出荷している生産者の栽培品目や電話番号、位置情報などを登録した地図情報(生産者マップ)を活用。入荷したい農産物から生産者を検索、出荷を依頼する生産者を決定。ドローンに効率の良い集荷ルートを設定。ドローンには最大6kgの農産物を搭載でき、片道3kmを10分で自動飛行し、農産物を集荷し、店頭へ陳列・販売を行う。
生産者の高齢化による担い手不足により、生産者は10年で半減。また高齢で免許返納したために移動手段がなくなり、出荷を諦める例もでてきている。ドローンによる集荷が実用化されれば、生産者の負担を低減し、出荷促進につなげていくことができる。
参考リンク:大分県