2018年の冷凍野菜の輸入量が2年連続で過去最高。
財務省の貿易統計及び農水省の統計が公表され、2018年の冷凍野菜の輸入量が105万tと過去最高を更新した。これは前年比4%増で、過去最高だった2017年の101万tを上回る。総輸入額も1,951億円(104.2%)と2年連続の増加。
品目別で増加が目立つのは葉茎菜類。ブロッコリーは18%増の5万7,330t、ホウレンソウ14%増の5万1,796tだった。全体の4割近くを占めるジャガイモは1%増の38万1,634t。
国別に見ると、中国からが大きく増え、7%増の46万3,251tと3年連続で過去最高。アメリカ産は3%減の31万7,506t。
調理冷凍食品の輸入量は25万4,353 t(103.6%)、金額は 1,641 億円(107.0%)となり、数量、金額ともに増加した。