2025年389万haから2030年397万haに農用地の面積目標を変更。
「農用地区内農地面積」目標、2025年で389万haから2030年で397万haに、11月18日の食料・農業・農村政策審議会の農業農村振興整備部会で変更。
2019年現在での農地面積は400.2万ha。ここから2030年までに「農用地区域(概ね10年農用地として利用すべき、と設定した区域)からの除外」で7万ha減、「荒廃農地の発生」で8.3万ha減が見込まれる。対する施策として「農用地区域への編入促進」で5.7万ha増、「荒廃農地の発生防止」で1.2万ha増、「荒廃農地の解消」で4.8万ha増とすることで、397万haを目標。
農地面積は毎年減少が続いており、中山間地域等直接支払制度などによる共同活動の支援、人・農地プランを通じ、地域のこれからの農地利用に関する話し合いの促進、担い手への農地利用・集約化の加速化などで農地の保全・有効利用を進め、また農地の転用による開発行為の規制や、税制優遇措置などを組み合わせ、計画の達成を目指している。
参考リンク:農林水産省