中食・外食向け米の販売促進経費、60㎏当たり5,300円を上限に支援。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で消費が落ち込んでいる中食・外食用米の販売に対し、政府は玄米60kg/5,300円を上限に支援をする。
影響を受けた国産牛肉など、農林水産物の販売促進のために、2020年度第1次補正予算で組まれた「国産農林水産物等販売促進緊急対策」に米を追加する形で実施。米卸などがJAなどから米を調達する費用の半額を、玄米60kgあたり5,300円を上限に支援。安く米を仕入れた事業者は、外食業者のご飯増量や産地米を使用したコンビニおにぎりなど、1月31日までに完了する14日間のキャンペーンを行うことを想定。ただし、卸などが新規に購入する場合が対象で、手持ちの在庫に関しては支援の対象にしない。
また、12月31日までに商品が到着するインターネット販売サイトで販売する米の送料支援も行う。いずれも支援の対象は中食・外食向けに販売契約を結び、契約履行が遅れたり契約解除になった数量の範囲内としている。
参考リンク:農林水産省