2020年の耕地面積437万2,000h。荒廃農地は1万5,100ha。
田畑を合わせた全国の耕地面積は437万2,000haで、前年に比べ2万5,000ha(0.6%)の減少。うち、荒廃農地は田が6,120ha、畑が9,020haの計1万5,100ha。
田の耕地面積は2013年の246万5,000haから減り続け、2020年は前年比0.6%減の237万9,000ha。地域別では九州3,000ha(前年比1%)減、四国2,000ha(同1%)減、関東・東山2,800ha(同0.7%)減、東海1,000ha(同0.7%)減など、北海道を除く全ての地域で減少。
畑の耕地面積は2013年の207万2,000haから減り続け、2020年は前年比0.5%減の199万3,000ha。
地域別では四国1,100ha(前年比2.4%)減、中国1,200ha(同2.2%)減、沖縄600ha(同1.6%)減、東海1,600ha(同1.6%)減など、全国的に減少している。
畑の種類別面積は、普通畑が前年比4,000ha(0.4%)減の113万ha、樹園地が同5,000ha(1.8%)減の26万8,100ha、牧草地が1,700ha(0.3%)減の59万5,100ha。
荒廃農地の再生などによる田畑耕地面積の増加は全国で8,240ha(田3,730ha、畑6,350ha)あったが、耕地の荒廃(田6,120ha、畑9,020ha)や宅地への転用などによる減少が3万3,000haにのぼった。
参考リンク:農林水産省