新規就農者は前年並みの5.5万人、49歳以下は7%減の1.9万人。
農林水産省は平成30年新規就農者調査の結果を公表。平成30年の新規就農者は5万5,810人で前年並みに推移。男女別では男性4万2,390人、女性1万3,420人。このうち49歳以下の新規就農者は1万9,290人で、7.1%減少。
就農形態別にみると、新規自営農業就農者が4万2,750人(前年比3.0%増)で、このうち49歳以下は9,870人(前年比2.2%減)で、新規自営農業就農者全体の23.1%だった。新規雇用就農者は9,820人(前年比6.7%減)で、このうち49歳以下は7,060人(前年比11.3%増)で、新規雇用就農者全体の71.9%を占めた。新規参入者は3,240人。このうち49歳以下は2,360人(前年比12.9%減)で、新規参入者全体の72.8%になった。新規参入した部門別では、露地野菜が最も多く1,060人、次いで施設野菜作670人、果樹作510人だった。