新規就農者は、前年比3.8%減の5万3,740人。
2020年の新規就農者5万3,740人のうち、49歳以下は0.9%減の1万8,380人。ともに5年連続の減少。
業態別では、自営農業就農者が前年比は、4万100人(−6.2%)。うち49歳以下は、8,440人(−8.1%)。
新規学卒就農者が1,130人で、内訳は15〜19歳270人、20〜29歳820人、30〜39歳50人。男女別では、男性が2万9,550人(−10.1%)、女性は1万550人(+6.9%)。
新規雇用就農者は前年より増加し、1万50人(+1.1%)。うち49歳以下は、7,360人(+3.8%)。このうち非農家出身者が8,790人と約88%を占め、うち49歳以下が6,580人。男女別では男性が6,300人(−4.1%)に対し女性は3,760人(+11.6%)。
農産物販売額規模別に見ると、「1億円以上」が4,810人で48%を占める。次いで「5,000万〜1億円1,780人(18%)」。「3,000万〜5,000万円」と「1,000万〜3,000万円」が共に1,100人。
部門別では「露地野菜」が前年比+15.6%の1,100人と最も多く、次いで「施設野菜」700人(+9.4%)、「果樹」660人(+6.5%)、「稲作」490人(+16.7%)。「畑作」は190人(−13.6%)で、唯一減少した。
参考リンク:農林水産省