オーガニック野菜を購入したい人が3割、サラダ白書。
オーガニック野菜を購入したいと考える人が男女共に3割存在していることを、カット野菜販売を手掛けるサラダクラブが「サラダ白書」で公表した。「サラダ白書」は、今年2月末~3月初旬にサラダクラブが全国の20~69歳の男女2,060人を対象に行ったインターネットによる調査をまとめたもの。
オーガニック野菜の購入意向が強かったのは特に20~30代の男女。食に対する安全や安心、満足感を得るために購入をしたいという。
オーガニック野菜を「購入したい」「やや購入したい」と答えたのは全体で29%。男性(26%)より女性(31%)の購入意欲が高い。20代、30代の女性の3割以上が購入したいという答えだった。もっとも購入意欲が高かったのは20代男性で35%だった。若い世代は食に対して付加価値を求める傾向が強いという結果となった。
一方、「どちらともいえない」「購入したくない」を選んだ理由では「定義があいまいな上、コストが高い」などの理由が多かった。
また、「オーガニック野菜を購入したことがある」と答えたのは全体で40%。50代以上の女性では半数以上が購入したことがあると答えた。購入意欲の強い若年層の購入経験は全体平均を下回っていた。
今後購入したい商品では野菜(42%)が最も多く、次いでサラダ(22%)、フルーツ(21%)だった。