環境に配慮した行動がポイントになる「グリーンライフ・ポイント」。

日常の生活の中で、消費期限の迫った食品を買ったり、食べ残した食品を持ち帰ったりするなど、環境に配慮した行動がポイントとして還元される仕組み「グリーンライフ・ポイント」が、2022年4月から始まる。

日本の温室効果ガス排出では家計関連が6割以上を占め、なかでも「食」は12%を占める。「グリーンライフ・ポイント」は、消費者が日々の生活で積極的に「環境に配慮した商品やサービス」を選ぶ動機づけとして、環境配慮行動を実践した人に、買い物などで使えるポイントを付与する仕組み。「食」では、食品廃棄を減らす「賞味期限や消費期限が間近な食品の購入」、「飲食店などで食べ残した食品の持ち帰り」や、輸送による二酸化炭素排出を少なくさせる「地産地消の食材利用」、環境負荷の低減となる「有機栽培の農産物・食品の購入」などが対象となる。
また「食」のほか、
 ・ファッションロス削減や再利用/サブスクが対象の「衣類」
 ・プラスティック製スプーンなどを受け取らない/簡易包装商品を選択する「循環」
 ・再生可能エネルギーへの切り替え/高性能省エネ機器への買い替えを促す「住まい」
 ・カーシェア/シェアサイクルを利用する「移動」
の計5分野を対象と想定している。

参考リンク:2020年重点施策(環境省)