精米時期の表示事項、表示内容が変更に。
精米はこれまで、「精米年月日」を表示することが義務付けされていたが、2020年3月の改正で「年月旬(上旬/中旬/下旬)」表示が可能になった。これを受け4月1日、主要米卸が一斉に「年月旬」表示に切り替えを行った。
これまで精米時期を「21年4月1日」と表示していたものが「21年4月上旬」になる。
表示の変更により、
・精米年月日が古いという理由だけで、十分食用可能な米が廃棄・販売外とされてきた傾向を抑制し、食品ロスの削減につながる。
・商品の管理単位が年月日(365)から年月旬(36)と少なくなり、管理コストの削減につながる。
・災害発生時など、物流混乱時でも在庫調整がしやすくなる。
・管理単位の減少で配送回数の削減や積載率の向上が見込まれ、配送コストの削減や配送時の排気ガスが抑制される。
といった効果が期待されている。
参考リンク:農林水産省