東北各県で、産地の特性を生かした新たな転作支援策。

「水田リノベーション事業」や「都道府県連携型助成」など、国の新たな転作支援策を活用した東北各県での転作支援。

「水田リノベーション事業」は、新市場開拓用米や加工用米、野菜など高収益作物、麦・大豆などへの転作に対し、10a当たり4万円を助成。予算額は270億円。
宮城県では13の地域農業再生協議会が水田リノベ事業利用を申請。大豆や加工野菜、輸出用米への転作に取組む。
岩手県では13の地域農業再生協議会が申請。小麦や大豆が中心。
秋田県では冷凍米飯やパックご飯、米菓など加工用米での申請があり、転作の増加が見込まれる。
輸出・加工用米の栽培が少なく、水田リノベ事業を利用しづらかった福島県では、国が都道府県と同額を上乗せして助成する「都道府県連携型助成」を活用し、飼料用米への転作を推進する。

参考リンク:農林水産省