JA全農、パックご飯の製造・販売に本格参入。

国内・海外でパックご飯の需要が高まっていることを受け、JA全農はパックご飯事業への本格参入を決定。宮城県の加美よつば農業協同組合が全株式を保有するパックご飯製造会社「JA加美よつばラドファ」の株式約7割を取得。新工場を建設し2022年度に稼働させる。

JA加美よつばラドファは1993年設立。ガス直火炊き、しゃり切りなどの独自製法でパックご飯の製造販売を行ってきた企業。JA全農と資本提携関係にある新潟市のサトウ食品も5%の株式を取得。品質管理など事業運営に関わる。6月には「JA全農ラドファ」に変更する予定。
新工場はJA管内で炊飯に適した水のある用地に建設。ラドファの製法を引き継ぎ、年間450万食の生産能力を1,620万食に引き上げ、中外食事業者への需要増への対応や、海外への輸出拡大を狙う。また、今後は各地の銘柄米での商品開発や、ネット通販の活用、米卸・コンビニ等との連携も強めていく。

参考リンク:JA全農