パックご飯の輸出好調。前年比23%増。
1〜7月のパックご飯の輸出は数量ベースで681t/金額ベースで3億6,500万円と前年同期と比べて23%の増加。コメの輸出の増加もあり農産物は3.1%の微増だが、農林水産物全体では6.7%減。
農林水産物の輸出額は7月単月で756億円。1〜7月累計で4,875億円となり、前年同期比で6.7%減となった。コメの輸出は7月単月が1,390t/3億5,747万円、1〜7月累計で1万1,269t/30億3,063万円。前年同月比で25.2%の増加。
パックご飯は、7月単月で6,500万円。アメリカ、香港、台湾などの主要輸出先で、それぞれ前年同月比で大幅な増加となった。
パックご飯は保存や調理の簡便さや味の良さで消費が伸びており、今後も需要は拡大するものとみられる。全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会では香港やマカオなどで日本産米のプロモーションなどを行っているほか、パックご飯を使ったレシピの発信なども行っており、主に中国への売り込みを強めている。
参考リンク:財務省