津波・洪水の避難場所として高速道路など活用。

地域住民の避難場所の選択肢を増やす目的で、高速道路や国道などの高架区間を津波や洪水時の緊急避難場所として活用する取組「総力戦で挑む防災・減災プロジェクト」を推進。

ハザードマップの津波・洪水の浸水想定エリア内にある高速道路などから、浸水想定より高い位置にある区間を調査。280市区町村の高速道路970kmと、300市区町村の国道810kmの計486市区町村(高速と国道で重複あり)、1,780kmを抽出した。
避難施設は、高速道路の脇に避難スペースなどを新設するなどして設置。避難スペースに上る階段やスロープなどをあわせて整備する。設置スペースの狭い国道の高架部分などでは、浸水想定地域の地上からアクセスできる階段を整備する。
今後は抽出された道路区間のある市区町村に情報を提供し、緊急避難場所として必要性のある場所について避難施設の整備に向けた調整を行なう。

参考リンク:国土交通省