食生活に関する世論調査で、米の消費に関する調査を実施。

米の消費や食品ロス、食育に関する「食生活に関する世論調査」。このテーマで内閣府が調査するのは初めて。

調査は全国208市区町村に住む18歳以上の国民3,000人を無作為抽出し実施。「食品ロスについて」「食育について」「米の消費について」の3項目を調査。

「米の消費について」の設問は、(1)米を購入するときに重視する要素、(2)新型コロナウイルス感染症発生前後の米の消費の変化の2点。

(1)で最も多かった回答(複数回答)は「価格」の63.7%。次いで「産地(56.3%)」、「品種(52.7%)」、「精米時期(18.3%)」。「米をほとんど購入しない」も10.0%おり、理由としては「外食や中食が多いから(7.7%)」、「調理(炊飯)に時間がかかるから(3.6%)」「食べると太ると思うから(2.0%)」。最も多い回答は「その他(86.2%)」だったが、その理由は「米を作っている」「米をもらっている」と回答。

(2)では米の消費が「増加した」が17.9%、「減少した」が4.0%、「変わらない」が77.4%。性別では女性は「増加した」が高く、男性は「変わらない」が高くなった。年齢別では30歳代、50歳代で「増加した」が高く、70歳以上では「変わらない」が高くなった。

 

参考リンク:食生活に関する世論調査(内閣府)