2020年度第2次補正予算、コロナ対策として農家への経営継続補助金200億円計上。

2020年度第2次補正予算が成立。新型コロナウイルス感染症の影響を克服するため、新たに農林漁業の経営継続のために経営継続補助金として200億円が計上。また、1次補正予算で計上された資金繰り対策の強化として追加で349億円が計上。

2次補正予算では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策とともに、「経営継続補助金」として、省力化機械の導入など生産・販売方式の転換に必要な経費に対し、経費の4分の3、100万円を上限に補助。さらに業種別ガイドラインに即した消毒、換気設備などの感染防止対策に対しては、50万円を上限に補助する。
補助条件として、補助対象経費の6分の1以上を
(A)接触機会を減らす生産・販売への転換に要する経費
(B)感染時の業務継続体制の構築に要する経費
のいずれかに充てる必要がある。
資金繰り対策の強化としては、実質無利子化・無担保化での融資枠を拡大。追加の融資枠として3,725億円を設定。また、セーフティネット資金として、さらに融資を受けやすくするための劣後ローンの措置が盛り込まれた。

参考リンク:農林水産省