農水省がツマジロクサヨトウ追加対策。まん延を防ぐための早期刈り取りに伴う不足分の代替購入補助、1トン当たり5,000円。

農水省は、鹿児島などで発生が初確認された、トウモロコシ等飼料作物などに被害を与える外来害虫「ツマジロクサヨトウ」のまん延防止の追加対策を公表した。
「ツマジロクサヨトウ」のまん延を防ぐために、飼料作物の早期刈り取りを推進中だが、生育途中での刈り取りで十分な収穫が得られない可能性もあり、その対応として、生産者団体やJAが代替となる粗飼料や濃厚飼料を確保、購入する際は、1t当たり5,000円の補助を行うとした。この新たな支援と、すでに行われている機械導入、薬剤等の資材の共同購入、散布作業の委託費用の一部(1/2以内)補助などと併せて、「ツマジロクサヨトウ」に立ち向かう農家への支援が明確に示された。