東京近郊在住の独身20代の食生活の調査から見える食の意識。
首都圏に住む20代の独身男女を対象に、「食」に関する意識と実態を探ることを目的とした調査「現代の独身20代の食生活・食の安全への意識」を農林中央金庫が実施し結果を公表。
調査内容は、
(1)20代の食事の実態
(2)コンビニや外食に関する実態と意識
(3)食の安全に関する意識
(4)食に関する意識
の4項目。
食の実態としては、朝食を「毎日食べる」人は半数以下の45.8%。メニューでは「パン」が1位(67.8%)、「ごはん」が2位(54.0%)。20代前半に限定すると「ごはん」が60.6%と逆転。昼食は「ごはんとおかず」が1位(66.0%)、「おにぎり」が2位(45.6%)と和食傾向がみられた。夕食は「家族に料理を用意してもらう」が1位(68.0%)、次いで「飲食店に行く」(49.3%)、「自分で料理を作る」(30.3%)。外食や購買、自炊が減少し、料理を用意してもらう割合が増加。
食費は月平均3万2,581円で男性(3万8,441円)と女性(2万6,928円)では1万円以上の差。
食に関する意識では「カロリー・ダイエット」(42.0%)が1位で、特に女性の関心が高い(60.0%)。また、食について関心が「ある」との回答は84.5%に達し、食について「試してみたいこと」として「糖質制限」(26.0%)に関心を示し、特に女性では約4割(39.5%)に達した。
参考リンク:農林中央金庫