オーガニックビレッジ実施84自治体に。

有機農業の生産から消費まで、農業者や事業者、住民による地域ぐるみの
取組を進める市町村「オーガニックビレッジ」。
2025年までに100市町村で創出することが目標。
2023年度は新たに19県26市町村で実施。

実施計画を策定した市町村は、市町村長が「オーガニックビレッジ宣言」を行う。2023年7月10日の時点で宣言した市町村は29道府県51市町村。宣言した市町村は5年をめどに実施計画の実現に向けた取組を進める。
千葉県木更津市では、有機栽培米を学校給食に提供するプロジェクト「きさらづ学校給食米」を実施。ブランド化に向け商標登録を行った。また2022年産米では、学校給食で提供できなかったくず米200kgを利用してみりんを作成。
奈良県宇陀市では、規格外になった有機野菜を、こども食堂に出荷するなど、福祉施設との連携を進める。また、規格外野菜を利用し常温保存可能なペーストなど2次加工品の開発、これを利用したメニュー作りや販路開拓を進める。
鹿児島県南さつま市では、地元の県立高校と協定を結び、学校の圃場を借りて研修圃場にし、勉強会やインターンシップ、地元農家への援農などを実施している。

参考リンク:オーガニックビレッジのページ(農林水産省)