2020年6月の農機生産出荷実績、生産12.4%減、出荷19.3%減。
日本農業機械工業会(JAMMA)が2020年6月の農業機械の生産/出荷実績を公表。大幅に減少した5月より持ち直したものの、前年比マイナスが続く結果となった。
農業機械の生産/出荷は消費税増税後の2019年10月から前年比を下回るが、概ね10%前後マイナスで推移。2020年は4月に前年比28.4%減/同25.8%減となり、5月は同37.6%減/33.6%減(ともに生産/出荷の順)と大幅な減少となった。
2020年6月は、前年比12.6%減/同18.3%減と5月と比べて回復してきたが、依然前年比割れが続く。
機種別では、防除機(前年比26.8%増/同11.3%増)、籾摺機(同19.9%増/4.8%増)など増加が見られるものの、トラクタ(同24.3%減/同23.9%減)、耕運機(同24.5%減/同13.7%減)などは厳しい状況が続いている。
参考リンク:日農工統計(農業機械の生産・出荷実績)