国内向けトラクタ・田植え機・コンバイン、2019年は出荷額で前年を上回る。

農業機械の2019年出荷台数と金額の動態統計が、日本農業機械工業会により発表された。それによると、昨年の累計出荷額は4,453億6,400万円で前年度比104%と増加した。
各機種の出荷額と前年比は、

  • 装輪式トラクタ :2,724億5,800万円(105.8%)

うち20ps未満: 76億4,600万円(75.7%)

20〜30ps     :563億400万円(100.9%)

30ps以上      :2,085億800万円(108.8%)

  • 動力耕運機  :149億5,100万円(94.4%)
  • 田植機    :371億3,500万円(105.9%)
  • 防除機    : 34億2,900万円(92.7%)
  • 刈払機    :149億4,200万円(88.6%)
  • コンバイン  :730億6,600万円(105.5%)
  • 籾すり機   : 68億8,700万円(99.7%)
  • 乾燥機    :158億3,500万円(94.9%)
  • 精米麦機   : 74億6,100万円(105.8%)

トラクタでは20ps未満が前年比75.7%と落ち込んだ、20〜30ps、30ps以上とも前年を上回った。田植機(105.9%)、コンバイン(105.5%)、精米麦機(105.5%)の増加により全体では出荷増の結果となった。