2018年農機生産・出荷実績、 国内向けは1.1%減も、輸出向けは7.4%増、全体では2%増。

日本農業機械工業会は、2018年の農業機械の生産・出荷実績を公表した。出荷実績の総合計は前年より2%増で、国内向けの実績は1.1%減少ながら、海外向けの輸出実績は前年より7.4%伸び、輸出が全体を引っ張った形に。

出荷実績の総合計は前年より2%増の4,972億4,100万円であった(作業機も含む減)。
このうち国内向けの実績は1.1%減少も、海外向けの輸出実績は前年より7.4%伸び、約1,904億円。
輸出では、20~30馬力のトラクターが約18%伸びた。
トラクター全体の出荷額は前年比4.3%増の2,551億8,900万円、コンバインは前年比0.9%減での705億6,000万円、田植え機は前年比7.7%増の366億2,300万円。
出荷額で前年比2.5%減だった作業機の中で、フォーレージハーベスターと有機肥料散布機、畑作物収穫用掘り取り機、乗用型全自動移植機などは金額で前年の2倍以上の伸びだった。