ペレット堆肥の活用実証、下水汚泥活用などを支援。

輸入肥料が高騰を続ける中、堆肥や下水汚泥など国内資源の肥料化を進める取組み「国内肥料資源利用拡大対策等」で支援。

堆肥を供給する畜産農家に対しては、家畜糞尿の発酵施設などの整備費用のうち半額を上限に補助。また、専門家による高品質な堆肥製造や広域流通に向けた指導を、自己負担なしで受けられるようにする。
堆肥は、運搬コストがネックとなり、畜産県以外での活用が進んでいない。効率的に運搬するにはペレット化が有効なため、肥料メーカーがペレット堆肥の製造設備を導入する際の費用について、半額を上限に補助することで、堆肥を広域流通させる取組みを進める。
ペレット堆肥や下水汚泥肥料の実証に取組む耕種農家に対しては、散布機など関連農機導入費用の半額を上限に補助。また土壌診断など施肥効果を検証する費用は、その全額を補助する。
ペレット堆肥の局所施用などの普及により過剰な施肥を避け、コストの低減につなげたいとしている。

参考リンク:令和4年度第2次補正予算の概要(農林水産省)