コメ、3月の相対価格で業務用が堅調。

2022年産米の2023年3月分の相対取引価格(速報)は、業務目的で使用される銘柄の上昇が目立ち、新型コロナウイルス禍からの経済回復を受けて、中食や外食向け米の引き合いが強まったためとみられる。

2022年に行動制限が解除されて以降、外食店の来客数と売り上げは回復基調となり、また、輸入小麦粉の価格高騰から、外食チェーンでは米飯メニューを拡充する動きとなり、堅調に推移した。
対して主に家庭向けに販売される主食用の銘柄は、高価格帯の売れ行きが低迷。上昇力は弱い。

参考リンク:プレスリリース(農林水産省)