2023-10-11 / 最終更新日時 : 2023-10-11 oota ●農業政策 米概算金、2023年産は1,000円超の上昇。 2023年産米の主要産地の概算金は、前年産に続き上昇傾向となり60kgあたり1,000円以上の上げ幅が大半に。 上昇したものの、大幅に下落する前の2019年産価格には届かず、持続的な稲作経営が可能な水準にはないとの指摘も […]
2023-10-10 / 最終更新日時 : 2023-10-10 oota ●データ 水田裏作レタス、冠水で窒素の8割が流出した。 水田裏作で栽培するレタスが豪雨で完遂した場合、肥料の流出度合いを静岡県農林技術研究所がマルチ栽培のレタスで試験。 冠水により、土壌中の窒素成分は8割減少。レタス1株あたりの重量も約7割落ちる結果となった。 試験では、緩効 […]
2023-10-09 / 最終更新日時 : 2023-10-09 oota ●農業政策 食料の輸入途絶など、不測時の政府対応で検討を進める。 食料の輸入途絶といった不測の事態に、政府が一体で対応するための新たな法案を、 農水省が2024年の通常国会に提出する。 現行の方針が生命維持に主眼を置いているのに対し、それ以前の影響を含む「国民生活・国民経済」を重視した […]
2023-10-08 / 最終更新日時 : 2023-10-08 oota ●生産 田植え前に雑草生育を促進する新たな除草手法。 田植え前の早い段階でイオン水を入れ雑草を十分に生やした後、代かきで雑草を浮かし、水と一緒に流すという除草手法の実所実験が、新潟県上越市で始まった。 弱酸性の電解水(イオン水)には、植物が吸収しやすいという特性がある。実証 […]
2023-10-07 / 最終更新日時 : 2023-10-07 oota ●生産 サツマイモ基腐病、鹿児島県は前年並み。 今年のサツマイモ基腐病発生状況は、作付面積日本一の鹿児島県では被害が少なかった前年並みに抑えられている。 健全な種芋・苗の使用や排水対策の徹底、抵抗性品種の普及などが功を奏していると考えられる。 基腐病の原因菌は、雨や風 […]
2023-10-06 / 最終更新日時 : 2023-10-06 oota ●農業政策 2024年度予算、農業のスマート化を総合支援。 先進技術を活用したスマート農業を推進する法案が、2024年の通常国会に提出されるのに合わせ、予算概算要求でスマート農業関連予算が100億円計上された。 主に野菜や果樹などで、産地と連携した研究開発を後押しする「スマート農 […]
2023-10-05 / 最終更新日時 : 2023-10-05 oota ●生産 調合油乳剤に苗を漬ける、新たなイチゴのハダニ対策。 多くの薬剤抵抗性を持つナミハダニ対策として、調合油乳剤に苗を浸す新たな防除法が福岡県農林業総合試験場によって開発された。 抵抗性の発達リスクがほとんどなく、成虫だけでなく殺卵効果も確認されている。 調合油乳剤は、ハダニ類 […]
2023-10-04 / 最終更新日時 : 2023-10-04 oota ●生産 農薬「担い手直送規格」、30万ha超に拡大。 2022年度「担い手直送規格」の供給実績は、面積換算で前年度比+20%の30万6,000ha。 5年間で約6倍に増加した。 通常の規格に比べ2〜3割安いため、大規模化が進む水稲農家を中心に利用が広がっている。 「担い手直 […]
2023-10-03 / 最終更新日時 : 2023-10-03 oota ●経営 JAバンク農業融資、新規は減少するも取引社数・残高は増加。 JAバンクの農業向け融資の新規実行額(2021年度)は471億円減の3,822億円。対して取引社数は447社増の9,864社、融資残高は333億円増の2兆7,070億円と右肩上がり。 直近の9月「復興ファンド」には、生産 […]
2023-10-02 / 最終更新日時 : 2023-10-02 oota ●テクノロジー 冬春トマトの「黄変果」、発生条件と対策。 冬春トマトで暑い時期に発生する「黄変果」の発生条件を、熊本県の農業研究センターが解明。 対策となるハウスの遮光開始時期の検証も行い、4月上旬からの遮光が有効と判明。 黄変とは、トマトの肩部分が赤くならず、黄色になってしま […]