今年で50回目の2020年産米食味ランキング。

2020年産米の食味ランキングは、北海道の「ゆめぴりか」や山形県の「つや姫」など53の産地銘柄が最高ランクの「特A」に格付けされた。特A銘柄が50を超えるのは3年連続。

今年ランキングの対象となったのは、44道府県の154産地銘柄。ランキングは特AからB’までの5段階で評価され、内訳は特Aが53、Aが77、A’が24、B、B’が該当なし。
特Aを品種別にみると、「コシヒカリ」が16産地と最も多く、次いで「にこまる(5)」、「きぬむすめ(4)」、「つや姫(4)」、「ひとめぼれ(3)」、「彩のきずな(2)」、「ヒノヒカリ(2)」と続く。
愛知県「ミネアサヒ」、鳥取県「コシヒカリ」、長崎県「なつほのか」など6産地銘柄が今回初めて特Aを取得。
北海道「ゆめぴりか」は10年連続、「ななつぼし」は11年連続、山形県「つや姫」は11年連続で特A。新潟県魚沼の「コシヒカリ」も特A。また、各県オリジナル品種の青森県「青天の霹靂」、岩手県「銀河のしずく」、福井県「いちほまれ」、山形県「雪若丸」も特Aを取得した。

参考リンク:米の食味ランキング(日本穀物検定協会)