2020年産サツマイモの収穫量は過去最低に。
2020年産サツマイモは収穫量が前年比6万1,100t(8%)減の68万7,600tで、統計を取り始めて以来、過去最低。
全国の作付面積は、高齢化による労力不足や他作物への転換があり、前年比1,200ha(3%)減の3万3,100ha。10aあたりの収量は、宮崎県、鹿児島県での日照不足に加え、サツマイモ基腐病の拡大があり、前年比100kg(5%)減の2,080kg。2,100kgを下回るのは27年ぶり。
都道府県別では、収穫量は鹿児島県が21万4,700t(前年比4万6,300t/18%減)で全国1位。次いで茨城県18万2,000t(同1万3,900t/8%増)、千葉県9万200t(同3,500t/4%減)、宮崎県6万9,100t(同1万1,500t/14%減)、徳島県2万7,100t(同200t/1%減)、熊本県1万7,300t(同2,000t/10%減)と続く。10aあたりの収量は茨城県が2,600kg(前年比6%増)と最も多く、次いで徳島県2,490kg(同増減なし)、宮崎県2,310kg(同4%減)、千葉県2,290kg(同1%減)、熊本県2,100kg(同2%減)、鹿児島県1,970kg(同15%減)。
参考リンク:農林水産省