米の民間在庫量、6年ぶりの高水準に。
2020年12月末の出荷及び販売段階における民間在庫は、対前年同月比26万t増の344万tで、2014年(365万t)に次ぐ多さ。
12月末在庫量のうち、2019年産(1年古米)は30万tで、2015年(32万t)に次ぐ。
都道府県別の在庫量は、北海道が38万3,300tと最も多く、次いで新潟県(30万1,300t)、秋田県(28万6,700t)、山形県(23万4,400t)、福島県(22万3,300t)が続く。
対前年同月比で在庫量が増加した都道府県は、北海道が6万2,400t/19.4%増が最も多く、次いで山形県(4万4,200t/23.2%増)、岩手県(3万6,900t/24.4%増)、宮城県(3万1,000t/20.1%増)、栃木県(2万8,600t/18.7%増)となり、豊作だった東日本では15都県で増加。
対して不作だった西日本では山口県の1万1,600t/38.5%減を筆頭に、福岡県(4,800t/9.7%減)、滋賀県(4,800t/7.6%減)、福井県(3,700t/5.6%減)、大分県(3,200t/19.5%減)となり、18府県で減少。
参考リンク:米に関するマンスリーレポート(農林水産省)