「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されていることの認知度は28%に低下。
ユネスコ無形文化遺産に登録されたことを「知っている」との回答は27.9%。5年前の調査時(53.1%)と比べ25.2%低下。「知らない」は19.5%上昇し44.6%に。
和食文化に対する意識と実態を把握するアンケート調査は、全国の20〜69歳の男女2,000人を対象に実施。季節の行事など特別な日に関連した食べものの食事頻度や、自分が生まれ育った地域の郷土料理に関する認知度、和食・和食文化に対するイメージなどをヒアリング。
2013年に和食文化がユネスコ無形文化遺産に登録されたことに関する認知度では、全年代で認知度が低下。年代別・性別では男女とも60代が最も高く(男性42.0%/女性36.2%)、20代女性が19.2%で最も低い。女性は年代が上がるにつれ認知度が高くなる(30代23.9%、40代25.5%、50代30.2%)が、男性では40代が21.9%と最も低く、ついで20代(24.7%)、30代(25.9%)、50代(27.5%)の順で認知度が高くなった。5年前の調査と比べると、男女とも全年代で認知度は大きく低下している。
参考リンク:和食文化に関する意識調査結果(農林水産省)